葛西は1998年の長野五輪の前に母を亡くし、難病で現在も闘病中の妹がいる。葛西は、今回の快挙達成の知らせが妹の助けになればと願っている。

「母は長野五輪の前に亡くなりました。ずっと支えてくれた大事な人でした。亡くなった時はすごく悲しくて、僕にとってはつらい時期でした」

「妹は今も健康に問題があって、僕もすごく心配してます。まだ病院にいるので、銀メダルの知らせを聞いて、治りが早くなってくれたらうれしいですね」

 わずか1.3点差で頂点を逃した葛西だが、金メダルを獲得していれば、冬季五輪史上最年長の金メダリストになっていた。

 それでも葛西は、今回20年ぶりに銀メダルを獲得した。これは五輪の2つのメダル獲得の間隔としては史上最長に並ぶ記録で、7度目の五輪出場も史上最多記録に並んでいる。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN