ボブスレーのそりが作業員と衝突、両足骨折の重傷か ソチ五輪
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【2月14日 AFP】ソチ冬季五輪、ボブスレーの練習が行われたスライディング・センター・サンキ(Sliding Center Sanki)で13日、そりが作業員と衝突する事故が起きた。作業員の男性は両足を骨折したと伝えられている。
ボブスレー男子2人乗りの公式練習に先がけ、コース状態確認のためにこの日最初に走らせたそりが作業員に衝突した。
各国メディアが集まるミックスゾーンで事故直後に公開された映像には、救急救命士とボランティアがコースに倒れた男性を運び出す様子が記録されていた。
その後、ソチ五輪役員は最終カーブの終わりとゴールラインの間で事故が発生したことを発表。また、公式練習の開始には遅れが出た。
男性の容体については明かされていないものの、主催者側は「作業員が負傷し、救急ヘリコプターで病院まで搬送された」とする声明を出している。また、そりのスタート前に警告信号が発せられたにもかかわらず、作業員がコース内にとどまっていたことについては原因調査中としている。(c)AFP