ボブスレー米代表、選手村のバスルームからドア壊し脱出
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【2月9日 AFP】ソチ冬季五輪のボブスレー米国代表、ジョニー・クイン(Johnny Quinn)さん(30)が8日、選手村のバスルーム内に閉じ込められ、力ずくでドアを壊して脱出した。
クインさんは短文投稿サイト「ツイッター(Twitter)」の自身のアカウントで、「シャワーを浴びていたら、ドアが開かなくなった。助けを呼ぶ電話もなかったので、ボブスレーを押すトレーニングを利用して脱出した」と説明し、「#SochiJailBreak(ソチ脱獄)」のハッシュタグを付けた。
クインさんはさらに、手荒い脱出によって大きな穴が開いた、どちらかといえば薄っぺらなドアの画像も投稿した。破壊されたことで、ドアの粗末な作りが余計に露呈した形だ。
クインさんは今回の五輪で、ボブスレーの男子2人乗りと4人乗りの2種目に出場する予定。以前にはアメフトのワイドレシーバーとして活躍し、NFLのバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)やグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)、カナディアンフットボールのサスカチュワン・ラフライダーズ(Saskatchewan Roughriders)でプレーした経験を持つ。
ソチの宿泊施設をめぐっては基準について批判が出ているものの、メディアの関心は完成が予定より遅れた客室が多い点に集中している。写真は https://twitter.com/JohnnyQuinnUSA/status/432080704776962048 で見ることができる。(c)AFP