【2月11日 AFP】ソチ冬季五輪で困難に遭遇する競技があれば、金メダルは間違いなくボブスレー米国代表のジョニー・クイン(Johnny Quinn)さんに輝くことだろう。

 クインさんは、選手村のバスルーム内に閉じ込められ、力ずくでドアを壊して脱出してから2日後、今度はエレベーターに閉じ込められてしまった。

 再びトラブルに巻き込まれる前、クインさんは米国のメディアに引っ張りだこになりながら、バスルームに閉じ込められた時、いかに己の腕力だけでドアに大きな穴を開けて脱出を図ったのか説明していた。

 この話題はインターネットで大きな話題になり、選手村やマスコミの宿泊施設の基準に対して厳しい注目が集まっていた。

 それから数時間後、クインさんはツイッター(Twitter)の自身のアカウントで、「誰も信じないと思うけど、僕たちはエレベーターに閉じ込められてしまった」とつぶやいた。

 クインさんと一緒にいて、次はエレベーターの使用を避けると思われるチームメートが撮影した写真には、再び渾身の力を使ってドアをこじ開けようとしている彼の姿があった。

 ボブスレーの競技が始まる前から、ソチ五輪で華々しいデビューを飾ったクインさんに対して、「彼が次の冒険に遭遇するのは、いったいどこか?」という問いが集まっている。

 その答えは、クインさんのツイッターアカウント@JohnnyQuinnUSAをフォローしていれば分かるかもしれない。

(c)AFP