シーホークスが挙げた43得点は、2003年のスーパーボウルでタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)がオークランド・レイダース(Oakland Raiders)から48得点を奪ったのに次ぐ数字となったほか、35点差は、1993年にダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)がバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)を52-17で下して以来、最多に並んだ。

「素晴らしいチームだ」と語ったシーホークスのピート・キャロル(Pete Carroll)ヘッドコーチは、「うちの選手は、この試合に勝つこと以外、何もほしいものはなかっただろう」と続けた。

 また、25歳の司令塔ウィルソンは、NFL2年目で栄冠をつかみ、「NFL頂点の座を勝ち取って最高の気分だ」とコメントした。

 ブロンコスは1998年と1999年にスーパーボウル連覇を果たしているが、1990年に続き史上最多となる5敗目を喫した。

 シーホークスは、第2クオーター残り3分21秒の場面で、スミスがマニングからインターセプトリターンタッチダウンを決め、22-0で前半を折り返した。

 この68ヤードのインターセプトリターンタッチダウンは、2010年の第44回スーパーボウル(Super Bowl XLIV)で、当時インディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)に所属していたマニングがニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)に敗れた際、トレーシー・ポーター(Tracy Porter)に喫した74ヤードのインターセプトリターンタッチダウンに次ぐ最長記録となった。