【1月27日 AFP】米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)の情報収集活動を暴露して米当局に訴追された中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者が、NSAの収集データは経済目的にも利用されていることを明らかにした。

 ドイツ公共放送連盟(ARD)が26日に放送したインタビューの中で、スノーデン容疑者は「例えばシーメンス(Siemens)が持っているデータが国益に利するものならば、安全保障とは何ら関係がなくても利用しようとするだろう」と語った。

 インタビューは前週、スノーデン容疑者が一時的に亡命しているロシアのモスクワ(Moscow)で、ARDを構成する独テレビ局の1つNDRの記者によって行われたもので、その内容はドイツ語に翻訳されて放送された。(c)AFP