第2セットを1-2とリードされた場面でメディカルタイムアウトを取ったナダルは、その後も果敢に戦ったものの思うように体が動かず、サーブのペースはかなり落ち込んだ。

 明らかに痛みを感じていたにもかかわらず、ナダルは試合を投げ出すことだけはしなかった。

「決勝で棄権することだけはしたくなかった」

「シーズンを戦っていくなかで、こうした状況に追い込まれることは厳しい。体に痛みを感じて自分のベストを出して戦うことができなくなってしまった」

「このような状態でコートに立ち続けるのは簡単ではなかったが、観客と対戦相手、そして自分のためにも、とにかくできる限り最後まで戦い抜こうと懸命に歯を食いしばった」