【1月12日 AFP】米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)が11日、薬物規定違反により、2014年シーズンのプレーオフを含む大リーグ全試合での出場停止処分を受けた。

 これを受け、ア・リーグ最優秀選手に3度輝き、2009年にヤンキースのワールドシリーズ制覇に貢献したロドリゲスは、処分を不服として米連邦裁判所に上訴することを表明している。

 調停人のフレデリック・ホロウィッツ(Fredric Horowitz)氏は、2013年8月にフロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)のクリニック「バイオジェネシス(Biogenesis)」から禁止薬物の提供を受けたとされる12人の選手が出場停止となり、ロドリゲスに対して211試合の出場停止が言い渡された処分を支持する裁定を下した。

 MLBの調査を妨害しようとしたとして厳しい処分を下されたロドリゲスは、米大リーグ機構(MLB)と選手会が最終決定だとしている今回の裁定に対し争う姿勢を示している。