■失われた本拠地での脅威

 9月の試合でユナイテッドに2-1で勝利したウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)のスティーブ・クラーク(Steve Clarke) 監督は、敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)へ乗り込むことに一切の恐怖を感じなかったと振り返り、ユナイテッドの本拠地に漂っていた威圧感が薄れていると語った。

 ファーガソン氏が指揮を執っていた時代のユナイテッドを相手に、無謀にも先制したチームは、ゴールを取り返すべく躍起になったユナイテッドの猛攻にさらされていたが、7日のニューカッスルは何事もなく逃げ切ることができている。

 これについてジョニー・エヴァンス(Jonny Evans)は、「いつもはオールド・トラフォードで追う展開になると、特にストレットフォード側(ホームのサポーターが集まるゴール裏スタンド)では相手に大きな重圧をかけることができたが、自信と創造力のなさからそういった空気を作ることができなかった。これといった敗因を挙げるのは難しい」と語った。(c)AFP/Tom WILLIAMS