【11月28日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は27日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループCのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2-1でオリンピアコス(Olympiacos)を下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 引き分けでも首位突破が決まるという状況の中、本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)での試合に臨んだPSGは、前半7分にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が先制点を決め、理想的な試合の入り方をした。

 ハーフタイム直後にマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)が退場処分を受け、PSGが1人少なくなると、数的優位を得たオリンピアコスが後半36分にコスタス・マノラス(Kostas Manolas)の得点で同点に持ち込んだ。

 それでもPSGは、終了間際にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が決勝点を決めてグループ突破を達成し、一方のオリンピアコスは最終節までベンフィカ(Benfica)と2位の座を争うことになった。ベンフィカはこの日、敵地でRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)を3-2で下している。

 PSGを率いるローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、チームがひとまずの目標を達成したことを認めた。PSGはこれで、12月に行われる敵地でのベンフィカ戦には重圧なしで臨むことができる。

 ブラン監督は「(1-1で引き分けた)アンデルレヒト戦では仕事を完遂できなかったので、今日はそれをやりたかった。シーズンの最初に立てていた目標を達成できて、選手にもスタッフにも満足を覚えている」とコメントした。(c)AFP/Andy SCOTT