王者バイエルン、CSKA下し欧州CL新の10連勝
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【11月28日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は27日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループDのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-1でCSKAモスクワ(CSKA Moscow)を下した。
前年覇者のバイエルンは昨シーズンのチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)から続く連勝記録を10に伸ばし、大会新記録を樹立した。
雪の降るキムキ・アレーナ(Khimki Arena)でバイエルンは、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)がそれぞれ得点を挙げ、対するCSKAはプレイメーカーの本田圭佑(Keisuke Honda)がPKからゴールを決めた。
すでに決勝トーナメント進出を決めて敵地モスクワ(Moscow)に乗り込んだ欧州王者は、2002年にFCバルセロナ(FC Barcelona)が記録した連勝記録を更新した。
グループDでは、グループステージ5戦全勝のバイエルンが首位、同日行われたヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)戦に勝利したマンチェスター・シティ(Manchester City)が勝ち点3差の2位につけている。
主力のフランク・リベリ(Franck Ribery)、バスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)、マリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)を欠いていたバイエルンは、前半17分にミュラーがペナルティーエリア内に正確なパスを送ると、ロッベンが正確なシュートでGKイゴール・アキンフェエフ(Igor Akinfeyev)を破り先制した。
ヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)の決勝トーナメント出場権を確保するために勝ち点1が必要となるCSKAは後半に入ってギアを上げ、本田の前に何度か得点機を作り出した。
しかし後半11分、ペナルティーエリアの約10メートル手前でボールを受けたゲッツェがドリブルでエリア内に入り込み、5人のDFをかわして得点し、バイエルンのリードを2点に広げた。
同17分、ボンフィム・ダンテ(Dante Bonfim Costa Santos)がエリア内でハンドを犯してCSKAがPKを得ると、本田が決めて1点を返したが、その3分後にはギオルギ・シュニコフ(Georgy Shchennikov)がエリア内でロッベンにファウルを犯し、このPKをミュラーが成功させてバイエルンが再びリードを広げた。(c)AFP