【11月6日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2013)は5日、ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で2日目が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-4、6-7、6-2で第6シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に勝利し、大会連覇に向けて白星発進した。

 2日のパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2013)準決勝でも顔を合わせている長年のライバル同士である2人は白熱した戦いを展開したが、世界ランク2位で昨年王者のジョコビッチが再び勝利を挙げる結果となった。ジョコビッチとフェデラーは2012年ツアー・ファイナルの決勝でも対戦している。

 両者とも絶好調なプレーを見せることはなく、フェデラーは45度、ジョコビッチは33度もアンフォーストエラーを犯した。しかしプレーが不安定だった一方で、ドラマ性は高い一戦となった。

「肉体的に大きなチャンレンジだった。たった48時間前にはパリで試合をやっていたのだから、ロジャーを倒すことができて信じられない」とジョコビッチは語った。

「勝利を喜んだ後は、体力の回復を考えなければいけない。1日休みなのが救いだ。体を充電して、(第4シードの)ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)との対戦に備える」

 フェデラーは、「これまでで一番守備が上手いプレーヤーだということを、ノバクは再度証明した。でも昨年の決勝ほど質の高い試合ではなかった。ノバクも私も苦戦した。しかし大会初戦なので、エラーが多いのは通常のことだ」とコメントした。

 今年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)の決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れて以来、ジョコビッチはその雪辱を果たそうと懸命にプレーを続けてきた。

 全米オープン以降、ジョコビッチは18連勝しており、中国オープン(China Open 2013)、上海マスターズ(2013 Shanghai Rolex Masters)、パリ・マスターズで優勝した。

 一方、その輝かしいキャリアの中で最も不調なシーズンを過ごしたフェデラーは今季、2002年以降初めて四大大会(グランドスラム)決勝に一度も進出できず、世界ランク6位にまで後退している。過去に17度のグランドスラム制覇を経験しているものの、今季はたった1つしかツアータイトルを獲得しておらず、多くの専門家は32歳のフェデラーの時代は終わったと見なしている。

 ジョコビッチは試合前、「(フェデラーは)昔と比べて動きが遅くなった」と、相手を挑発しかねないコメントを発していた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS