【10月22日 AFP】サッカーオーストラリア代表の新指揮官就任オファーを、同国Aリーグのメルボルン・ヴィクトリー(Melbourne Victory)を率いるアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督が受けたと、地元紙が22日に報じた。

 しかしながら、ヴィクトリーはポステコグルー氏の代表監督就任前に、補償取引について徹底的に議論する必要があるとしているという。

 オーストラリア・サッカー連盟(Football Federation AustraliaFFA)は、6-0のスコアで2連敗を喫した後解任となったホルガー・オジェック(Holger Osieck)前監督の後任に、国内の指揮官を据えたいという考えを明らかにしている。

 Aリーグで指揮官を務めるグラハム・アーノルド(Graham Arnold)氏、トニー・ポポビッチ(Tony Popovic)氏が候補に挙がる中、ポステグルー氏が本命と見られており、地元紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)は電子版で、同氏がオファーを引き受けたと報じている。

 一方で、ポステグルー氏はヴィクトリーと2015年まで契約中となっており、クラブ側は契約解除の補償として100万豪ドル(約9500万円)を求めていると伝えられている。(c)AFP