【10月16日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は15日、各地で試合が行われ、グループIのスペインは2-0でグルジアを下し、本大会出場を決めた。

 2010年南アフリカ大会(2010 World Cup)で優勝した王者スペインは、勝ち点1を獲得さえすればブラジル行きを掴むことができる状況の中で勝利を掴み、来年の本大会でタイトル防衛に挑むチャンスをものにした。

 スペインは前半中盤に、アルバロ・ネグレド(Alvaro Negredo)がここ5試合の代表戦で4得点目となるゴールを決め、先制。

 後半15分には、フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が交代で入って間もなく勝利を決定付けるチーム2得点目を挙げ、スペインは勝ち点3を獲得した。

 結果スペインはグループ2位のフランスと勝ち点3差の首位で予選通過を果たした。スペインは1994年大会の予選以降、W杯予選で無敗を継続している。

 出身地であるアルバセテ(Albacete)で行われたこの対戦でボールを触る度にファンから猛烈な歓声を受けたアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)は試合後、「われわれにとって素晴らしい日だ。いい試合だった。ブラジルに行けることがとても嬉しい」と喜びを語った。

「ピッチでは強い感情に揺さぶられた。僕にとってW杯出場を決めるのにこれ以上いい舞台はなかった。試合中、ずっとファンの愛を感じていたよ」

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