【7月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は23日、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)を狙ってデビッド・モイーズ(David Moyes)新監督を動揺させようとしているのではないかという憶測を否定した。

 モウリーニョ監督は、チェルシーの指揮官に復帰してからモイーズ監督に対して何もしていないが、称賛はしていると語った。

 アジア遠征で訪れているインドネシア・ジャカルタ(Jakarta)での会見に臨んだモウリーニョ監督は、「もし彼をほめることが心理戦を仕掛けることになるとすれば、私が彼の悪口を言えば君らは何を言うんだ?だからしゃべらないことが一番。私が何も言わなければ、誰も何も言わない」と語った。

 モウリーニョ監督は、チェルシーがルーニーへの興味を公にする前から同選手を称賛し、モイーズ監督を苦しめようとしているのではと疑念を抱かせていた。

 アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)前監督を引き継いだモイーズ監督は、就任直後からルーニーとの問題を抱えているが、繰り返し同選手を「売りに出さない」とコメントしている。

 さらに、モイーズ監督はモウリーニョ監督との「心理戦」に臨む用意があるかと問われると、きっぱりと「かかってこい」と語っている。

 一方でモウリーニョ監督は、選手に移籍のうわさがないことで、チェルシーは他チームよりも有利になると考えを明らかにした。

「多くのクラブが最後の瞬間まで(選手を獲得、あるいは売却する)決断を待っているが、この決定の影響を受けるクラブは一つや二つではない。われわれは選手を売りに出しておらず、どんな形でも去ることがないので、そういった面では幸運だ。私にとっても良いことだよ。多くのチームが最後の瞬間でプレッシャーにさらされるからね」

 チェルシーは、25日にインドネシア選抜と対戦する予定となっている。(c)AFP/Olivia RONDONUWU