【7月17日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は16日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)からティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)の入団発表を行った。

 2012-13シーズンに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)を制覇したバイエルンに加入したティアゴは、FCバルセロナの前指揮官だったジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が大きな理由だったと明かしている。

 22歳のティアゴは、将来両クラブが親善試合を行うことを含めた移籍金2000万ユーロ(約26億円)で、15日にFCバルセロナからバイエルンへの移籍が成立していた。

 1994年のW杯米国大会で優勝したブラジル代表のメンバー、マジーニョ(Iomar do Nascimento "Mazinho")氏を父に持つティアゴは、14個のタイトルを獲得したグアルディオラ監督の下でFCバルセロナ初出場を果たしていた。

 バイエルンが本拠地を置くミュンヘン(Munich)に到着したティアゴは、グアルディオラ新監督について、「彼のような才能を持ったコーチは世界中にそうはいない。彼の存在が僕にとってバイエルンに移籍する大きな理由になったことは間違いない」と述べた。

「その一方で、クラブには長年にわたり世界最高であり続けた歴史がある。そして、とても魅力的なサッカーをしている。グアルディオラ監督の就任も後押しになったと思う」

「僕らはお互いのことを知っているし、彼は僕に大きな信頼を寄せてくれたコーチだ。僕は彼が得意としているフットボールの熱烈なファンなんだ」

 ティアゴには来週、古巣と対戦するチャンスがある。バイエルンは24日に本拠地アリアンツ・アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)でFCバルセロナとの親善試合を予定している。

 国内のライバルであるボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)からマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)を獲得したのに続き、バイエルンが2人目の中盤の選手を獲得したことで、グアルディオラ監督はいくつかの厳しい選択に直面することになるかもしれない。

 グアルディオラ監督は、バイエルンが欧州チャンピオンズリーグ、国内リーグとカップ戦の3冠を達成した4-2-3-1システムを変更し、4-1-4-1システムを導入している。

 ティアゴはゲッツェをはじめ、オランダ代表のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)、フランス代表のフランク・リベリ(Franck Ribery)、ドイツ代表のトニ・クロース(Toni Kroos)とトーマス・ミュラー(Thomas Muller)、スイス代表のシェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)と中盤のポジションを争わなくてはならない。

 6月にイスラエルで行われたサッカーU-21欧州選手権2013(UEFA European Under-21 Championship 2013)決勝で、スペイン代表の主将を務めたティアゴはハットトリックの活躍を見せ、チームを優勝に導いている。(c)AFP