男子テニス、ビッグ3から4強時代へ
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■フェデラーの復活とマレーの台頭
ウィンブルドンでは、決勝でマレーを下したフェデラーが同大会通算7度目のタイトルを手にし、ピート・サンプラス(Pete Sampras)氏が持つ大会歴代最多優勝記録に並んで、ピークは過ぎたとする周囲の悲観的な評価を一蹴した。
グランドスラム優勝から遠ざかっていた2年半を振り返ってフェデラーは勝てなかったのは「一時的なもの」と述べている。
「(2003年の全豪オープンを32歳で制した)アンドレ・アガシ(Andre Agassi)のように、キャリア終盤を迎えるにあたっての踏み台であり、避けては通れないプロセスだった」
常に険しい表情を崩さないマレーだが、ウィンブルドンの決勝で敗れたときは思わず涙を見せた。
しかし、その数週間後に行われたロンドン五輪では、同じウィンブルドンのセンターコートで再びフェデラーと対戦し、金メダルを獲得した。
さらにマレーは全米オープンでジョコビッチに競り勝ち、念願のグランドスラム初タイトルを手にしている。英国人選手によるグランドスラム制覇は、フレッド・ペリー(Fred Perry)氏が全米オープン3度目の優勝を飾った1936年以来の快挙となった。