【7月26日 AFP】ノルウェーで少なくとも76人が死亡した爆破・銃乱射事件を受け、フィンランドの警察当局は25日、過激主義者の企みを事前に把握するため、ネット監視を強化すると発表した。

 フィンランドでは2008年9月、中部カウハヨキ(Kauhajoki)の職業訓練校で、22歳の学生が銃を乱射し10人が死亡する事件が起きている。犯行後に自殺した男は、犯行をほのめかすメモを残していた。

 警察当局者は、フィンランド放送協会(YLE)のラジオで、警察はこの事件のあとネット監視を強化したが、今回の事件をきっかけに、確かなテロの脅威につながり得る言葉の断片への監視を強めると述べた。

 当局者は、いずれの事件でも「犯人はこの種の犯行を準備していると事前に言う必要があった」と述べた。

 ノルウェーの爆破・銃乱射事件について、極右団体のウェブ上の活動を監視するエクスポ・ファウンデーション(Expo Foundation、本部:スウェーデン・ストックホルム)によると、アンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)容疑者はスウェーデンのネオナチ系インターネット・フォーラムのメンバーだった。

 ブレイビク容疑者は犯行前、ネット上に1500ページ以上に及ぶ「宣言」を公開していた。(c)AFP