【8月28日 AFP】(写真追加)バングラデシュ南西部で、頭部が2つある男の赤ちゃんが生まれ、地元住民らが殺到したために警察が赤ちゃんを警護する事態となっている。医師が27日、述べた。

 この赤ちゃん、Kironちゃんは25日にダッカ(Dhaka)から135キロの距離にあるKeshobpurで帝王切開で生まれた。体重は5.5キロだった。

 産婦人科医のMohamad Abdul Bari氏は、AFPの取材に対し、「赤ちゃんには胃は1つしかないが、2つの口でごくふつうに食事をとっている。生殖器は1つで、手足はそろっている。1つの胚から成長したが、途中で異常が起きた」と述べた。赤ちゃんの生まれた医院では、重要な臓器が1人分なのか2人分あるのかを確認することができなかったという。

 赤ちゃんに差し迫った命の危険性はなかったものの、医院に大勢の人々が詰めかけたため、22歳の母親とKironちゃんは、近隣のジョソール(Jessore)にある病院へ移動した。

 「26日には、さまざまな地域から約15万人が集まった。赤ちゃんの世話をするのが困難になってきたので、警察に状況を改善してもらうよう要請した。ジョソールの病院でも警護してくれている」(Bari医師)

 日刊紙Samakalによると、多数の好意的な人々が、赤ちゃんの家族にお金を残して帰るという。(c)AFP