【4月19日 AFP】NBA、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のドニー・ウォルシュ(Donnie Walsh)社長が18日、アイザイア・トーマス(Isiah Thomas)HCの解任を発表した。

 07-08シーズンのニックスは、23勝59敗とチームワースト記録に並ぶ成績を残し、チームの期待外れの戦いぶりに対してファンはトーマス氏の解任を要求し続けていた。

 トーマス氏の下、ニックスは2年間で全試合の3分の1にも満たない数の白星しか挙げることができず、ニックスはコート内外においてNBAで最も機能不全に陥ったチームの一つとなった。

 トーマス氏が行った多くの高額契約は、チームにサラリーキャップの問題を引き起こし、戦力的にも戦えるものではなくなった。またシーズンを通してガードのステフォン・マーブリー(Stephon Marbury)とトーマス氏の間には確執があり、チーム力とトーマス氏の権力は少しずつ衰えていった。

 チームオーナーのジェームズ・ドーラン(James Dolan)氏は、10か月前に、2400万ドル(約25億円)と噂される金額でトーマス氏の契約を延長していた。

 本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden、MSG)では頻繁に「トーマスを解任しろ」との大合唱が聞かれるようになったが、ドーラン氏はトーマス氏に対する批判に耳を貸すことはなかった。しかし、ドーラン氏が4月2日に新球団社長にウォルシュ氏を起用したことで、トーマス氏のニックスでの役割はほぼ終わったように思われていた。(c)AFP