【6月19日 MODE PRESS】女優のサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)やモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、英キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)らセレブリティを顧客に持つ帽子デザイナー、フィリップ・トレーシー(Philip Treacy)が帽子選びのコツを語った。

 「買い物は時に悪夢のようです。まず着るアイテムを見つけ、次にそれに合わせるアイテムを探すというのは、選択肢がたくさんあればあるほど難しいものです。それはまるで戦場に入るような気分です」とフィリップ。服と帽子のコーディネートについて「私のアドバイスは常に変わらず、シンプルなアイテムを選ぶということです。主張のある服に帽子を合わせるというのは、ゾッとするものですよ」と語る。

 また、正しい帽子選びには試行錯誤が必要であり、被る人の個性に加え、その用途も考える必要があるという。「帽子選びでは個性と被るシーンとのバランスが重要です。顔の形のルールは無視してください。ぴったりの帽子が見つかるまで、できれば100種類の帽子を試してほしいですね。トライアンドエラーが大切なんです」

 ただし人気のヘアアクセサリーである“ファシネーター(帽子のように見える髪飾り)”については意見があるようだ。「それほど問題にするわけではありませんが、あれは怠け者の選択です。あれはいけませんよ!」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS