【12月27日 AFP】東欧アルバニアの警察は26日、首都ティラナ(Tirana)のショッピングモールで、サンタクロースの服に身を包んだ4人組の武装集団が宝飾店に押し入って商品を奪う事件があったと発表した。一方、隣国コソボの宝石店にも「サンタ強盗」事件が発生し、2人が負傷したと報じられている。

 アルバニア内務省の報道官がAFPに語ったところによると、ティラナの事件が起きたのは24日。4人組が宝飾店に押し入ってオーナーを銃で脅し、複数の袋に高給宝飾品を詰めて逃走した。

 ショッピングモールから2キロ離れた場所で犯人らが乗り捨てた車が見つかり、モール近くのごみ箱から事件で使用されたとみられる銃2丁が回収された。

 ティラナのメディアによると、隣国コソボ南部プリズレン(Prizren)でも26日、サンタの格好で武装した3人組が宝飾店で強盗を働き、逃走する際に2人を負傷させたという。この事件についてコソボ警察からのコメントは得られていない。(c)AFP