「正義が実現」マドゥロ氏拘束 在米ベネズエラ人の喜びと戸惑い
このニュースをシェア
【1月4日 AFP】米国による3日深夜の軍事作戦で、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が拘束されたことを受け、米フロリダ州に滞在し、同大統領の追放を長年望んできたベネズエラ人たちが喜びの感情をあらわにした。
経済的困窮や政治的迫害のために国を離れざるを得なかったベネズエラの人々は今、祖国のより良い未来を期待している。
3日未明、ベネズエラ出身者が人口の40%以上を占めるマイアミ近郊の都市ドーラルでは、人々が祝いの声を上げた。
「ついに誰かが正義を実現してくれたというニュースで目が覚めた。私たちを幸せにしてくれるニュースだ」とフロリダ在住11年だというベネズエラ人、ダグラス・ザルサレホさん(55)は語り、「わが国の回復が始まった」と続けた。
人々は、赤、黄、青のベネズエラ国旗を振りながら歌い、抱き合い、マドゥロ氏失脚のニュースを喜んだ。マドゥロ氏は妻シリア・フロレス氏と共に拘束され、米ニューヨークで「麻薬テロ」と武器に関する容疑で裁判を受けることになった。
ドーラルのベネズエラ人たちは、石油の富から経済的破綻へと転落し、物資不足と厳しい政治的抑圧に苦しむ国の状況の責任はマドゥロ氏にあると非難する。一人の若者が掲げたポスターには「トランプはすべて正しかった」と書かれていた。
ここではドナルド・トランプ米大統領は英雄だ。同氏は、数週間にわたって軍事的圧力をかけ、3日未明の攻撃に至った。マドゥロ氏を麻薬王に例え、残された時間は短いと警告を発していた。
ザルサレホさんは「トランプ氏は、わが国を腐敗させた人々に初めて立ち向かった大統領として歴史に名を刻むだろう」と語った。