【12月21日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのキリアン・エムバペは20日、自身の憧れであるクリスティアーノ・ロナウドが持つ1年間で59ゴールというクラブ記録に並んだことを「光栄だ」と語った。

この日27歳の誕生日を迎えたエムバペは、今季第17節セビージャFC戦の86分にPKを蹴り込み、2013年にロナウドが樹立したクラブ記録に並んだ。得点後には、ロナウドの代名詞であるジャンプするゴールパフォーマンスで祝った。

試合はレアルが2-0で勝利した。

エムバペはレアル・マドリードTVで「きょうは僕の誕生日だから特別な日だ。誕生日に、しかも夢のクラブであるレアル・マドリードで試合に出場するのが夢だとずっと言っていたからね」と語った。

「良い形で年を締めくくるのが目標だったし、記録は信じられないものだ。クリスティアーノのようにできたなんて。彼は僕のアイドルであり、レアル・マドリード史上最高の選手で、世界的に偉大な選手だ。僕にとっては光栄だ」

シャビ・アロンソ監督の下で今季のレアルは苦戦しているが、エムバペは公式戦24試合で29得点という圧倒的な数字を残し、チームの中心となっている。

ポルトガル代表ロナウドは、レアルで通算438試合、450得点を記録し、クラブ史上最多得点者となっている。一方、エムバペはこれまで通算83試合で73得点としている。(c)AFP