【12月21日 AFP】米カリフォルニア州サンフランシスコで20日、大規模な停電が発生し、住民13万人に影響が及んだ。市当局は住民に自宅待機を求めた。

人口80万人超の西海岸の主要都市では信号が消えるなど、クリスマスを間近に控えた週末に交通機関に混乱が生じた。

主要電力供給会社であるパシフィック・ガス&エレクトリック社は「サンフランシスコで約13万人の顧客に影響を与える停電が発生した。警察や消防などの関係機関や市当局と協力して対応に当たっている」とX(旧ツイッター)に投稿した。

また、サンフランシスコのダニエル・ルーリー市長は「夜間で暗く、雨の予報も出ている」とし、「必要がない場合は家で待機するように。状況を随時知らせる」とのメッセージを発した。

ルリー市長は、変電所での火災が原因だとし、完全復旧の時期は不明だと説明した。(c)AFP