【12月18日 AFP】イタリア・アルプスのステルビオ国立公園で見つかった「世界最大級」恐竜の足跡群の写真が16日、公開された。同日、ミラノ自然史博物館で発見についての記者会見が行われた。

足跡群は、自然写真家のエリオ・デッラ・フェレラさんが今年9月に発見した。ほぼ垂直の岩壁に、つま先や爪の跡が数百メートルにわたって確認できる。

ほとんどの足跡は細長く、二足歩行の動物によるもので、専門家によると、長い首と小さな頭を持つ原竜脚下目の草食恐竜の足跡と考えられるという。

北部ロンバルディア州のアッティリオ・フォンタナ知事は「この恐竜の足跡群は、欧州全体、そして世界全体でも最大級のコレクションの一つだ」と記者会見で述べた。(c)AFP