【12月17日 AFP】ロシア当局は16日、学校で10歳の児童が15歳の生徒に刺されて死亡したと発表した。容疑者は拘束したという。

現場は首都モスクワの西にあるオジンツォボ郡にあるゴールキ2村の学校。

地元警察はテレグラムで、「生徒が警備員を刺し、催涙スプレーを噴射した後、10歳の児童を刺した。児童はその傷により死亡したという通報を受けた」と述べた。

さらに、容疑者は現在拘束されていると付け加えた。

重大事件を担当するロシア連邦捜査委員会は、容疑者は15歳の生徒だと発表。

同委員会はテレグラムで、「犯行の動機については現在調査中」として、事件の捜査を開始したと付け加えた。

ロシアで学校での殺傷事件はかつてほとんどなかったが、近年は頻発している。

昨年にも南部チェリャビンスクで、10代の生徒がハンマーで4人を負傷させる事件が発生した。

2023年12月には、南西部ブリャンスクの学校で14歳の女子生徒が銃を乱射し、同級生1人を殺害した後、自殺した。(c)AFP