【12月13日 AFP】25-26アルペンスキーW杯は12日、スイス・サンモリッツで女子滑降第1戦が行われ、41歳のリンゼイ・ボン(米国)が2018年以来となる優勝を果たした。初優勝から20年経過する中、通算勝利数は83となった。

深刻な膝のけがを負った後の2019年に一度引退していたボンだったが、昨季から現役復帰していた。

61人中の16番手で滑走すると、ほとんどのセクターでトップタイムを残して1分29秒63でフィニッシュし、来年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪を前にライバルたちに強烈なメッセージを送った。

2位のマグダレナ・エッガー(オーストリア)には、約1秒差をつけた。

ボンはこれで、W杯での最年長優勝記録を更新。これまでの男女合わせての最年長優勝記録は、2012年に37歳でスーパー大回転を制したディディエ・キュシュ(スイス)だった。

女子単独の最年長優勝者は、14年のスーパー大回転を33歳で制したエリザベート・ゲルグル(オーストリア)となっていた。(c)AFP