リーズ田中碧が終盤に劇的同点弾、王者リバプールとドロー
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【12月7日 AFP】25-26イングランド・プレミアリーグは6日、第15節の試合が行われ、田中碧が後半アディショナルタイムに同点弾を決めたリーズ・ユナイテッドが、3-3でリバプールと引き分けた。
リバプールは後半、速攻からユーゴ・エキティケが立て続けに2得点を奪い先行した。その後、ドミニク・キャルバート・ルーウィンのPKとアントン・シュタッハのゴールで追いつかれたものの、リバプールは直後にドミニク・ショボスライが勝ち越し点を手にした。
それでもリーズは後半アディショナルタイム6分、CKのこぼれ球をファーサイドでフリーになっていた田中が押し込み、同点弾を挙げた。
劇的な展開で引き分けとされ、リバプールのアルネ・スロット監督へのプレッシャーがさらに高まっている。
この結果リバプールは8位に沈んでおり、昨季最多記録に並ぶ通算20回目のトップリーグ制覇を果たして以降、思いもよらぬ不振を止められる兆しはいまだ見えない。
スロット監督は「信じられない気持ちだ」「試合の大部分でかなり、非常によいプレーをして、2-0でリードしていた」と振り返った。
「選手はとてもハードワークをしているが、またセットプレーから点を取られた。今季10回目か11回目だ。これだけ多く失点をすれば、今いる以上の順位には上がれない」
一方、ミッドウイークの試合でチェルシーを3-1で下していたリーズは、勢いづく中でダニエル・ファルケ監督の今後についての疑念を払しょくした。貴重な勝ち点1を手にし、降格圏に3ポイント差をつけている。
ファルケ監督は「ただの1ポイントだが、選手たちはそれ以上のものを手にすることができる。今夜は少し勝利したような気分だ」と述べた。(c)AFP