トランプ氏、「FIFA平和賞」を受賞
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【12月6日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、新たに創設した「FIFA平和賞」をドナルド・トランプ米大統領に授与した。
トランプ氏はワシントンで行われた2026年サッカーW杯北中米大会の抽選会に出席し、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が授与を発表。平和や団結に向けて行動した個人の功績を表彰するためFIFAが今年創設した賞の初受賞となった。
トランプ氏の盟友として知られるインファンティーノ氏は、トランプ氏が世界中で平和と団結を促進するための「特別で並外れた」行動をしたと受賞理由を述べた。
トランプ氏は授賞式で「これは私の人生で最も大きな栄誉の一つ。私たちは何百万人もの命を救った。世界は今、より安全な場所になった」と述べ、受け取ったメダルをその場で自ら首にかけるパフォーマンスを見せた。
ノーベル平和賞を切望するトランプ氏へのすり寄りとも見える受賞に関して、トランプ氏の移民取り締まりなどの政策を批判する人権団体などは受賞の選考に疑問を呈している。(c)AFP