【12月4日 AFP】米バージニア州の酒店で、ガラスを割って内部に侵入した容疑者が、店内にあった酒を飲み、酔いつぶれているところを発見された──。

数時間後、店を荒らした「犯人」は、おとがめなしで野に放たれた。店を荒らしたのはアライグマだった。

ハノーバー郡動物保護施設の2日の報告によると、アライグマは感謝祭後の週末にアッシュランド酒店に侵入した。

11月30日朝、現場に駆け付けた施設職員はトイレの床に倒れているアライグマを発見した。店内では、複数の棚が荒らされていた。

現場を撮影した写真には、店内の通路が割れたボトルで散乱し、トイレのそばで大の字になって寝ているアライグマが写っていた。

保護施設の担当者は「特にけがをしている様子も見られなかったので、そのまま解放した(二日酔いはしていたかも)」とフェイスブックに投稿した。

この投稿には「酔っ払いはいつもトイレの近くで倒れるものだ」とのコメントが付いていた。(c)AFP