殺処分寸前だった保護犬、動画で人気沸騰…韓国・SNS再生1000万回超え
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【12月03日 KOREA WAVE】殺処分される寸前だった元保護犬「クムドル」の動画が、韓国のSNSで1000万回以上再生されるなど注目を集めている。
きっかけは、飼い主夫婦が以前飼っていた保護犬「オンドル」の死だった。
いつか別の犬を迎えるつもりで犬用の家具などを処分せずにいた2人は、SNSで保寧市(ポリョンシ)の保護所にいたクムドルの写真を見て迎え入れる決意を固めた。
夫婦は、クムドルの成長記録を、本人目線の吹き替えを交えたショート動画としてSNSに投稿。初投稿から大きな反響を呼び、フォロワーは2週間で2万人を突破した。
怖がりだったクムドルが飼い主の膝に乗るようになり、トイレを覚え、徐々に人間社会に適応していく――。そんな様子が多くの視聴者の心をつかんでいる。
保護所では5歳とされていたが、動物病院で調べると、1歳前後と判明。今では人や犬と遊ぶのが大好きで、散歩中も明るい表情を見せる。
動画では毎回エンディングで他の保護犬が紹介されており、視聴者からは「この子を迎えたい」といった反響も寄せられている。
飼い主は「クムドルが起こした変化が、他の子たちの新しい出発につながればうれしい」と語っている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News