米選挙で民主党が反撃、2026年へ希望見いだす
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【11月6日 AFP】米民主党にとって2024年がゴミ箱の火事だったとすれば、2025年は消火用ホースになるかもしれない。4日の選挙は単なる勝利ではなく、ドナルド・トランプ米大統領率いる共和党に対抗する道筋を示したと専門家は語る。
アビゲイル・スパンバーガー氏がバージニア州知事選で2桁差の勝利を収め、中道派のマイキー・シェリル氏がニュージャージー州で旋風を巻き起こすと、ゾーラン・マムダニ氏はニューヨーク市を進歩派の活動の場に変貌させた。
これらは単発の勝利ではなく、中間層を中心とした新たな民主党の雰囲気を全面的に支持するものだと、ワシントンの観測筋は見ている。
ブラウン大学のウェンディ・シラー政治学教授は「特にバージニア州とニュージャージー州のこの2人の候補者は、民主党がどのように支持基盤を動員し、投票を呼びかけるかを示した」とし、「これはドナルド・トランプが全国的に民主党よりも得意としてきたことであり、彼らにとって前進への道である」と述べた。