【11月4日 AFP】映画『ワイルド・アット・ハート』などで知られる米俳優のダイアン・ラッドさんが3日、死去した。89歳だった。

ラッドさんは約80年にわたるキャリアの中で、マーティン・スコセッシ監督の『アリスの恋』、デビッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』、マーサ・クーリッジ監督の『ランブリング・ローズ』で、いずれもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

死去について、娘で女優のローラ・ダーンさんが発表した。ダーンさんは米誌「ハリウッド・リポーター」に「今朝、私の素晴らしいヒーローであり、かけがえのない母がカリフォルニア州オーハイの自宅で息を引き取りました」と述べ、傍らでみとったことを説明した。

死因は公表されていない。(c)AFP