劇場版『チェンソーマン』 北米興行で初登場1位
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【10月27日 AFP】アニメーション映画『チェンソーマン レゼ篇』が週末の北米興行収入ランキングで初登場1位を獲得した。興行収入は1730万ドル(約26億円)を記録した。
映画コンサルティング会社「フランチャイズ・エンターテインメント・リサーチ」のアナリスト、デービッド・A・グロス氏は「チェンソーマン」は、日本やアジア全域ですでに大成功を収めていたと指摘し、「しかし、これはアジアだけの話ではない。アニメは今やヨーロッパやラテンアメリカを含む世界中で成功している。これは世界的な現象だ」と続けた。
作品では「チェンソーの悪魔」と融合した主人公の少年デンジがカフェで働く謎の女性「レゼ」に恋心を抱き、そして戦闘が繰り広げられるダークファンタジー。
2位は先週の首位から1ランク下がったイーサン・ホーク主演のホラー続編『ブラックフォン2』。1300万ドル(約20億円)を記録した。
注目されていた米ミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンさんの伝記映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、910万ドル(約14億円)でやや期待外れの4位デビューとなった。
「1週間前、業界の予測ではオープニング興収が2500万ドル(約38億円)に達する可能性があるとされていたが、それは過大評価だった。非現実的な期待が映画にダメージを与えた」とグロス氏は指摘した。(c)AFP