【10月26日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープンは26日、シングルス決勝が行われ、大会第5シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が6-2、6-3で第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)を下し、今季2勝目を飾った。

今年2月のムバダラ・アブダビ・オープンに続く優勝を果たしたベンチッチは、出産後に復帰してから1年で2度の大会制覇を飾ったことに、自身でも驚いたと明かした。

昨年4月に娘を出産し、それから半年でツアーに復帰していたベンチッチは「こんなに早く、うまくいくとは思わなかった」とし、「これ以上幸せなことはないし、本当に驚いている。計画にはいてなかった」と語った。

今季開始時に421位だった世界ランクを13位に挙げていたベンチッチは、通算10度目のツアータイトル獲得でその順位をさらに上げることになる。

決勝進出に向けてカロリーナ・ムホバ(チェコ)やソフィア・ケニン(米国)との3セットマッチを戦ったベンチッチは、25日の準決勝終了後は「疲れ果てていた」ものの、味噌汁と寿司で回復したと明かし、「味噌汁は、本当に回復するのに利く」「とても助かって、その後ずっと気分が良かった」と話した。(c)AFP