英バンド「オアシス」解散の因縁のギター、5900万円で落札
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【10月25日 AFP】英ロックバンド「オアシス」のノエル・ギャラガーさんが使用していたエレキギターが、28万9800ポンド(約5900万円)で落札された。英ロンドンの競売会社プロップストアが24日、発表した。
チェリーレッド色のギブソン「ES-355」は、2009年8月のバンド解散のきっかけとなった、ギャラガー兄弟のけんかの際に破損したことで知られる。
フランス・パリの音楽フェスの出演直前、ノエルさんの弟であるリアムさんが騒ぎの中でこのギターを破壊。公演は中止となり、ノエルさんはバンドを脱退した。
ギターは後に修復され、22年にパリで行われたオークションでは38万5000ユーロ(約6800万円)で競り落とされていた。
プロップストア社によると、事前の予想最高額50万ポンド(約約1億180万円)を大きく下回ったという。
オアシスは昨年8月に再結成を発表し、現在はワールドツアーに臨んでいる。(c)AFP