ソダム商会・聖水店(c)news1
ソダム商会・聖水店(c)news1

【10月20日 KOREA WAVE】ソウル城東区・聖水洞の人気スポットに、新たな中小企業支援拠点「ソダム商会・聖水」が登場した。中小ベンチャー企業省と韓国中小ベンチャー企業流通院(韓国政府傘下の中小企業支援機関)がファッションプラットフォーム「ムシンサ(MUSINSA)」と協業して運営しており、KビューティとKファッションを融合した新しい文化空間として注目を集めている。

地下鉄2号線・聖水駅3番出口直結のこの店舗は、約466平方メートル(約141坪)の規模を誇るファッション・ビューティ特化型のショールームだ。6月の試験運営を経て9月16日にオープンした。現場ではコスメや衣料品を手に取る消費者であふれ、週末には1日400~500人が訪れるほどの盛況ぶりを見せている。

ソダム商会は、中小企業や個人事業者の商品を実際に体験し購入できるO2O(オンライン・トゥ・オフライン)型の販売拠点だ。ムシンサの協力によりファッション、ビューティ、リビングなど多様な商品を集め、“Kファッション・ビューティ編集ショップ”のような洗練された空間に仕上げた。これまで大企業ブランドに埋もれがちだった小規模ブランドが、ここで再び脚光を浴びている。

オープンからわずか数カ月で累計売り上げは61億ウォンを突破。6月の仮営業期間中にすでに50億ウォンを超えており、急速な成長を遂げている。これまでに160社以上が参加し、現在は約120のブランドが入店中だ。韓国中小企業流通院は今年中に1000社へのオンライン販路支援を目指している。

また、訪問客の49%が外国人観光客という点も注目される。ムシンサによると、7~9月の来店者のうち韓国人が51%、外国人が49%を占め、日本や中国からの観光客が特に多いという。聖水洞が「Kファッション・ビューティの聖地」として定着しつつあることを示している。

店舗内にはQRコードが多数設置されており、気に入った商品をすぐにオンラインで購入できる。販売実績が優れたブランドには翌月、店内に独立スペースを提供する仕組みも導入された。4階には撮影スタジオや会議室も備えられ、入店企業が商品プロモーションやバイヤー商談を行える「ワンストップ支援拠点」としての機能も持つ。

現地を訪れた韓国人客は「オンラインでしか見られなかったブランドを直接手に取れるのがうれしい」と語り、外国人観光客も「多様なKビューティ製品を体験できて面白い」と満足を示した。

韓国中小企業流通院の関係者は「自然に中小企業の製品に触れられるよう設計した」と述べ、「今後もより多くのブランドが国内外で知られるきっかけになってほしい」と期待を寄せた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News