ネパールで豪雨災害、少なくとも44人死亡 隣国インドでも20人が犠牲に
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【10月6日 AFP】ネパールとインドで豪雨による土砂崩れや冠水が発生し、5日までに60人以上が亡くなったと当局が発表した。
ネパールでは3日から激しい雨が続き、河川が氾濫して各地で浸水被害が出ている。
ネパール国家災害リスク軽減管理局の報道官によると、雨による災害で少なくとも44人が亡くなり、5人が行方不明となっている。最も被害が大きい東部イラーム郡では、地滑りにより少なくとも37人が死亡している。
首都カドマンズでも河川が増水し、川沿いの住宅地が浸水している。
インドでは西ベンガル州のダージリンで鉄砲水と地滑りが発生し、少なくとも20人が亡くなっている。
南アジアでは例年6月から9月にかけてのモンスーン(雨季)に多くの死者と被害が出るが、近年は鉄砲水や地滑りによる死者数が増加している。(c)AFP