【10月4日 AFP】ウクライナ外務省は2日夜、中米ニカラグアが占領下のウクライナ領をロシアのものだと認めたのを受け、ニカラグアとの国交を断絶したと発表した。

ニカラグアは、ロシアの最も忠実な同盟国の一つ。2022年のロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議に反対票を投じた5か国のうちの一つで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領およびウクライナ侵攻を支持する声明を繰り返し発表している。

現地メディアによると、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は7月にプーチン氏に宛てた書簡の中で、ウクライナ侵攻を「北大西洋条約機構(NATO)が支援するウクライナのネオナチズムに対する英雄的な戦い」と称し、ニカラグアはロシアの領土権主張を全面的に支持すると述べた。

これに対しウクライナ外務省は声明で、ニカラグアの行動を「ウクライナの主権と領土保全を損なう試み」と見なし、「このような非友好的な行為を受け、ウクライナはニカラグア共和国との国交断絶を発表する」と述べた。

ウクライナはニカラグアと重要な貿易関係を持たず、同国に大使館も設置していない。

ニカラグアは本件についてコメントしていない。

ロシアは、2022年に一方的に併合を宣言したドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポリージャの4州と、2014年に占領したクリミア半島について、自国の領土だと主張している。(c)AFP