バルセロナ、改修中の本拠地カンプ・ノウ復帰はまたも延期に
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【10月3日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウへの復帰が再び遅れることになった。21日に行われる欧州チャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第3節のオリンピアコス(ギリシャ)戦までにスタジアムの認可が間に合わないと、クラブが2日に発表した。
バルセロナは声明で、「カンプ・ノウ開場に必要な行政手続きの許可を得るために、引き続き、精力的に取り組んでいる」と述べた。
改修工事から2年以上経過しているものの、名高いカンプ・ノウは依然として試合開催に向けて適した状態ではなく、収容人数を減らしたとして使用は不可能となっている。最終的な収容人員は10万5000人が予定されている。
当初は2024年11月の再開場を予定していたが、工事は度重なる遅延に見舞われており、同市消防当局によると避難経路など安全面での問題が依然として残っているという。
チームは本拠地の再開を待つ中、今季リーグ戦最初の3試合をアウェーで戦った。その後、バレンシアとヘタフェとのホーム戦は、トレーニング施設に隣接する収容わずか6000人のエスタディ・ヨハン・クライフで開催した。
オリンピアコス戦は、仮本拠地のエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われる。(c)AFP