【10月2日 AFP】テニス、中国オープンは1日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのヤニック・シナー(イタリア)は6-2、6-2でラーナー・ティエン(米国)を下し、キャリア通算21個目のタイトルを手にした。

ティエンに圧勝して、大会初出場となった2023年以来の優勝を飾ったシナーは、世界ランク1位奪還が視野に入った。

昨年大会の決勝は現世界1位のカルロス・アルカラス(スペイン)にフルセットの末に敗れたが、国家テニスセンターのセンターコート「ダイヤモンドコート」では、これが唯一の黒星となっている。

今年の大会で連覇を狙わず、木下グループジャパンオープンに出場して優勝を飾ったアルカラスだが、負傷により上海マスターズの欠場を表明したため、シナーは今季終了を前に、再び世界1位に復帰する可能性を手にしている。

1日に開幕した上海オープンで第1シードに名を連ねたシナーは、前回王者として大会連覇に挑む。(c)AFP