ロシア産原油輸入停止、トランプ氏に求められていない ハンガリー首相
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【10月2日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル首相は1日、盟友ドナルド・トランプ米大統領からウクライナ侵攻を続けるロシアからの原油輸入を停止するよう求められたことはないと述べた。
トランプ氏は、ウクライナ紛争の終結に向けてロシアに対し圧力をかける制裁措置を進める前に、北大西洋条約機構(NATO)諸国に対し、ロシアからの化石燃料の輸入を停止するよう求めている。
ハンガリーと隣国スロバキアは、パイプライン経由でロシアから原油を輸入している数少ない欧州連合(EU)加盟国。
オルバン氏はデンマークの首都コペンハーゲンで開かれたEU首脳会議で記者団にし、「誰からもロシアからの原油輸入を停止するよう求められていない」と主張。
「米大統領は他国の主権を尊重しており、ただ状況を尋ねただけだ。これは重要な違いだ」と続けた。
EUにおけるトランプ氏の最も強力な支持者の一人であるオルバン氏は、ハンガリーは内陸国であるため、ロシアからの原油輸入を続ける以外に「選択肢はない」と強調。
「政治的な要請が何であれ、地理的条件を変えることはできない」と訴えた。
EUは、2027年末までにロシアからの石油と天然ガスの輸入を停止する計画を発表しており、最近にはそれに先立ち液化天然ガス(LNG)の輸入を停止する意向を表明した。
EUは、ロシアから原油の輸入が続いている場合、関税を課す案も検討中だとしている。(c)AFP