ブリジット・バルドーさん、第二の故郷サントロペを酷評「魅力のかけらも残っていない」
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【10月1日 AFP】南仏のリゾート、サントロペで最も有名な住人、フランス映画界のレジェンドで、俳優から動物愛護活動家に転身したブリジット・バルドーさん(91)が、サントロペを「魅力のかけらも残っていない、億万長者の遊び場だ」と酷評した。
バルドーさんは1973年に映画界から引退した後、代表作の一つ『素直な悪女』(1956)のロケ地だった地中海の港町サントロペに移り住んだ。
フランス語で出版された新著「Mon BBcedaire(私のBBアルファベット)」の中で、バルドーさんは「あんなにも美しかった漁村」が「魅力のかけらも残っていない、億万長者の町」と化したことを嘆いている。
自らも華やかで魅力的なイメージを作り上げるのに一役買った第二の故郷に対する痛烈な批判は、同性愛嫌悪や反トランスジェンダーなコメントも含まれる本書の辛辣なトーンと合致している。
保守派のバルドーさんは序文で、「自由とは、たとえ他人に迷惑をかけようと自分らしくあることだ」と述べている。
パリ生まれで約50本の映画に出演したバルドーさんはフランスについて、「退屈で、悲しく、従順で、病んでいて、傷つき、荒廃し、平凡で、下品になった」と述べている。
過去に反移民を訴える極右政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン氏への支持を表明しているバルドー氏は、右派の政治家こそが「フランスの苦悶に対する唯一の緊急の解決策」だとも述べている。
本書はバルドーさんの手書きのメモ集で、スペルミスや線引きされた箇所も含まれ、Aで始まりZで終わる単語までが網羅されている。
バルドーさんはまた、同世代のフランス人男性俳優について、ジャン=ポール・ベルモンドさんを「素晴らしい人物であり、才能あふれる俳優であり、ユーモアがあり、勇敢」と評し、アラン・ドロンさんを「内面に最高の部分と最悪の部分の両方を抱えている」と評している。(c)AFP