【9月23日 AFP】非常に強い台風18号(アジア名:ラガサ)の接近を受けて香港では23日、学校が休校となり、フライト数百便のキャンセルが見込まれている。

台風の影響で、フィリピン北部ではこれまでに1人の死亡が報告され、中国本土では当局が南部の少なくとも10都市で学校の閉鎖を命じた。

香港の気象当局によると、台風ラガサの中心付近の最大風速は毎秒約64メートルで、南シナ海を西に進んでいる。

香港の高官は22日、台風18号について「2017年の台風13号や18年の22号と同じレベルに達する可能性がある」と述べた。これら台風は、それぞれ数億ドル規模の被害をもたらした。

現在、香港の空港は閉鎖されていないが、23日午後6時(日本時間午後7時)から翌日まで、運行に大きな混乱が生じると空港当局は見ており、キャセイパシフィックは、フライト500便以上のキャンセルが予想されるとした。

香港天文台は23日午後2時20分(日本時間午後3時20分)に、3番目に高い台風警報であるT8を発令すると発表した。発令後は、企業が閉鎖され、ほとんどの交通機関が停止する。(c)AFP