米中首脳、TikTok交渉で進展 APECで会談へ
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【9月20日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は19日、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業に関して「進展があった」と述べた。また、両首脳はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて会談することで合意した。
トランプ氏は「TikTok取引の承認を含む多くの非常に重要な問題で進展があった」と自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
中国国営放送のCCTVによると、TikTokの米国事業の売却について、習氏は「企業の意思を尊重する」と述べた。
中国系アプリであるTikTokをめぐっては、ユーザーのデータ収集に関する国家安全保障上の懸念があるとして、ジョー・バイデン前大統領がTikTok禁止法に署名。しかし、トランプ氏は就任後、同法の施行を停止した。
また、トランプ氏は、来月末から韓国慶州で開かれるAPEC首脳会議の際に習氏と会談すると述べ、来年中国を訪問するとした。さらに、習氏も米国を訪問する予定であり、両首脳は再び電話で話すと述べた。(c)AFP