会社員から危険系YouTuberへ…韓国・崖っぷち撮影で事故、承認欲求に溺れる息子に親が危機感
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【09月19日 KOREA WAVE】韓国のJTBC番組「事件班長」で、ユーチューバーに転身した30代後半の男性をめぐる両親の悩みが紹介され、波紋を呼んでいる。
相談を寄せたのは60代の父親。息子はかつて安定した会社員生活を送っていたが退職し、「ユーチューブで成功する」と宣言した。
電子機器レビューから始め、日常の映像や恋愛相談、ファッション助言、さらには昆虫を食べる映像まで投稿したが注目を集められず、家族に恥ずかしい思いをさせたという。
その後、旅行系チャンネルに方向転換したものの、平凡な動画では再生数は伸びなかった。
転機となったのは、韓国人旅行者が避ける危険地域を訪れた際の映像で、大きな反響を呼んだことだった。それ以降、息子は意図的に危険な国を選び、さらに恋人と同行するようになってからは、挑発的な映像を頻繁に撮影するようになった。
父親によれば、恋人は「崖の端まで下がって」「もっと危ない写真を残そう」と息子を煽り、実際に急斜面で撮影させた場面もあったという。
そして8月、息子はフリーダイビングの撮影を繰り返すうちに体が麻痺し、失神する事故に遭った。両親が駆けつけたときには一命を取り留めていたが、治療費は約5000万ウォンにのぼった。旅行保険に加入していたものの、極限スポーツは補償対象外で、全額を両親が負担せざるを得なかった。
それでも息子は反省せず、入院中にライブ配信を手掛け、自身の事故映像を編集して公開しようとしたという。
番組に出演していた心理学者は「これは明確な警告だ。命が危険にさらされている。承認欲求に依存する“ドーパミン中毒”の典型であり、恋人との関係も含めて立て直す必要がある。両親が決断を助けるべきだ」と警鐘を鳴らした。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News