祝日増やすイタリア、減らそうとするフランス
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【9月19日 AFP】財政赤字に苦しむフランスが二つの祝日の廃止を提案してからわずか数週間後、イタリアはアッシジの聖フランシスコとその名を冠したローマ・カトリック教会のフランシスコ前教皇をたたえて10月4日を新たな祝日とすることを提案した。
この計画は、ジョルジャ・メローニ首相率いる連立政権を構成する全政党の支持を得ている。18日に下院で採決される予定だったが、審議は来週初めに延期された。
4月に死去したアルゼンチン出身のフランシスコ教皇は、富を放棄し貧しい人々に人生をささげた13世紀の神秘主義者、アッシジの聖フランシスコにちなんだ教皇名を名乗った最初の人物。
聖フランシスコをたたえる祝日はかつて存在していたが、1977年に緊縮財政の一環として廃止された。
支持者たちは、聖フランシスコの没後800年に当たる来年から祝日を復活させたいと考えているが、国庫への負担が懸念されている。
現在、イタリアの年間祝日数は12日となっている。一方、キプロスは15日、クロアチアやスペインなどは14日、フランス、ギリシャ、スウェーデンは11日となっている。
最近解任されたフランスのフランソワ・バイル首相は、祝日二つの削減を提案し、激しい非難を浴びた。
後任のセバスティアン・ルコルニュ首相はその後、計画の撤回を余儀なくされた。(c)AFP