戦争で障害負ったガザの子ども、2万1000人超 国連委
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【9月3日 AFP】<更新>国連の委員会は3日、2023年10月7日に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの戦争で、パレスチナ自治区ガザ地区では、少なくとも2万1000人の子どもが障害を負ったと発表した。
国連障害者権利委員会は、戦争が始まってからほぼ2年の間に約4万500人の子どもが「戦争に起因して新たに負傷した」とし、そのうちの半数以上が障害を負うことになったと述べた。
また、パレスチナ自治区の状況を確認した同委員会は、ガザでのイスラエル軍攻勢時の避難命令について、聴覚や視覚に障害のある人には「届かないことが多く」「避難が不可能になっていた」と指摘した。(c)AFP