オスタペンコ、タウンゼントへの「教育がない」発言を謝罪
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【8月31日 AFP】女子テニスのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は30日、全米オープンでテイラー・タウンゼント(米国)に発した「教育がない」との発言について謝罪した。
オスタペンコは、27日に行われた女子シングルス2回戦でアフリカ系米国人選手のタウンゼントに敗れた後、コート上で発した怒りの言葉が発端となる騒動を引き起こした。
タウンゼントに対して「教育がない」「品格がない」と発言すると、これが人種差別だとソーシャルメディア上での反発を招いていた。
すでに人種差別を否定する声明を出していたオスタペンコはこの日、「教育がない」というコメントが不快感を与えたことを理解していると述べた。
インスタグラムへの投稿でオスタペンコは「2回戦のシングルスの試合中に言ったいくつかのことで謝罪したい」とし、「英語は私の母国語ではないから、教育と言ったとき、私はテニスのエチケットについて話していたつもりだった。私の言葉がコート外の多くの人々を不快にさせたことを理解している」と記した。
一方でタウンゼントは、オスタペンコの発言を人種差別とは考えおらず、「私はそのようには受け取っていないけれど、それでも、私たちのコミュニティーは教育がなされていないという汚名を着せられてきた。でも、それは真実から最もかけ離れたこと」と27日に述べている。
「個人的にはそう(人種差別と)受け取らない。なぜなら、それが真実からかけ離れていて、何の関係もないから」(c)AFP
